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二人乗り自転車タンデムで夫婦世界旅行後は、長野県は白馬村へ移住。 現在は、就農し『倉リ(くらり)農園』を2019年春に開園! 農業だけでなく、古民家再生、ログハウス建築、サイクリング、スキースノボー、ボルダリング、釣り、etc,,,と新しい地で大忙しな毎日。 あ、育児も大忙し…

2012/01/16

【???15km from Onaisin】最終ステージのフエゴ島スタート。まずはペンギン村へ!?

6時起床。7時半にはホテル発である。
なんせフェリーは一日一便。
乗り遅れたら明日になってしまう。

8時にフェリーターミナル無事着。

一人5500チリペソ、自転車無料也。


チケットです。

9時就航予定。
いかにも最果て感あります。

いやー風が強いんで船揺れんじゃ?

出港一時間前だが、どんどん乗船していく。


自転車は壁際に。
ドイツチャリダーカップルが乗ってきた。

最近チャリダーに会ってないので久しぶりである。
どこに居たんだろ?

細長い乗客スペースだが、カフェテリアもありいい船じゃないか!

船内はどこか電車のよう。

予定どうり9時に出港。
結構トラックとか乗っている。

バスは頻発してる他のフェリー航路を使うのでいない。
って、みんなこのルートでフエゴ島に何しにいくんだろう?

風が進行方向と同じなせいか、揺れなくて快適。
船の上も無風状態。

11時半到着。

ついに最終ステージのIsla del Fuegoフエゴ島に上陸である。

こちらのフェリーターミナルもしっかりしてるな。


さぁ上陸です。
天気があまりよくなく、風もあるいかにも最果てなスタート(?)となりました。


港からporvenir街まで6kmくらい。この間は舗装路。
街には一応、宿やレストラン、商店はあるが見所はナンもなし。


しかし、船酔いするかと思ったので、朝からあまり食事してない。
とりあえず、街の海岸線公園でランチ。

昨日のうちに作っておいた、いつもの炊き込みご飯と夕べの残り肉です。


とりあえず看板方面に行くといきなりダート。
街外れからはダートとということですな。

しかし道の状態は悪くない。

進む道は地図上は二つあったが、看板とおりだと海岸線ルートになるようだ。
海岸線沿いに上り下り。結構急でつらい。
時折、向かい風になるのがまたつらい。


何もないこの景色。
本土も何もなかったが、フエゴ島はもっと何もない感じ。

漁師の小屋で風よけがてら休憩。

追い風の間は走ってる時はいいが、止まると強風が吹きつけるのでゆっくり休めない。
というか、休憩にならず、走ってるほうが楽である。

うーん、、、、
海も最果てですなぁ。

天気がそうさせるのか、強風がそうさせるのか、、、、
うーん最果てですなぁ、、、。

道は段々と内陸部へ。
方向が変わるたびに横風になったり向かい風になったりする、。

向かい風でゆるい下り道だが、自転車にのれず、押してなんとか合流ポイントのバス停でも休憩。
風強すぎだろ?


バス亭の中は風はないが、強風でバス亭小屋自体が揺れている。
怖いくらいの風だ。

チャルテンとカラファテの間に匹敵する風の強さである。

正直、このままこのバス亭に泊まってやろうかと思ったが、
ここから方角がまっすぐ真東になり、思いっきり追い風になる。

なので先に進んでみることに。


するとダートなのにスピードでるわでるわで、風に押されまくり。
時速30kmでてても後ろから時々風を感じてたので、それ以上の速度で風が吹いてるって事です。

お陰であっという間に十字分岐ポイントまでついてしまった。
平均速度は先ほどの二倍以上だ。


バス亭もあり、休憩しやすい分岐。
国境やOnaisin村などとの十字交差点である。

ウシュアイアを目指す場合は国境方面へ直進である。
しかし我々は右折してOnaisin村方面へ進む。

ここから進路は南へ。強烈な横風。
交差点から5kmでOnaisin村、なんもなし。

建物が数件あるだけで人の気配がないぞ。

村からさらに10km進み15kmポイントの看板の手前にツアー用の白いテント。
プライベートですよ看板があり、勝手にはってくんな感たっぷり。
あたらしい柵で乗り越え難しい。

さらに先に15kmポイントの看板あり。そのすぐ先に川がある。
といっても川幅が広くないのでガードレールのみで橋にはみえない。

ここに設置。
結構立派な川なんですけどね。

この川沿いにスペースがあったので、テント設置。
本日はここに野宿する。

道路から結構丸見えなのが、よくないが、仕方ない。
そんなに交通量の多い道ではないので大丈夫だろう。

大きめの草と同色でカモフラージュできてる?

時間はもう20時すぎである。
まずは腹ごしらえ。いつものツナ炊き込み。塩分多目でお願いしマス。
汗かいて塩分欲してますからね。

外は強風が吹き荒れてるが、奥がすこし丘になってるので、少しはまともかな?
テント内は平穏です。


腹がふくれたら、まずは偵察です。



さて、なんで、わざわざこんな場所に来たかというと、、、、。
この場所、「キングペンギン」なるペンギンが生息してるとの事。
普通このあたりにはいない種類らしく、南極ツアーでもあまり見ることのないキングペンギンらしい。

あまりペンギンの知識がないのでわからないが、とりあえず珍しいって事だな!しかも無料で。
ということだったのでここまで目指して来たわけです。
事前情報では、公共機関がないので自力でこれる人しか見れないって話だった。
なのでチャリダーやバイカーの特権?独占?


しかし、でかでかと手前にツアー用テントがあるし、、、、。
独占っていうより、何か忍び込んで見るって感じだなぁ

しかし強風の中、苦労して寄り道してるのだ。
見ずには帰れない。

ツアー客は昼間訪れるのだから、現在は無人のはず。
橋をわたりテント設置場所の対岸の柵を越え川沿いに海岸を目指す。
川のところが、入りやすくタイヤがおいてある。

テント設置側は、柵も新しく、入ってくるな的看板立ってるしね。

川はうねってって、どんどん右側(北に)に離れていく。
そうするとまた柵があるので乗り越える。

とりあえず5分くらいで海岸線沿いにでた。
さすがに陽が傾き始めてる。

、、、どこ?ペンギンは。
海岸線にでればいるかと思ったが、なんにもいない。

えーここまで来たのに?

白い動物が複数見えたが、カモメみたいな鳥だった。

あきらめきれないので、せめて川の河口まで行こう。

川はだいぶ反れてしまったので、海岸線沿いを歩いていく。
10分くらい歩いただろうか?浜辺に何か白い物体?

またカモメか?

ん?

んんんんん!?

、、、続く。




A:porvenir
B:ペンギン村(15kmポスト付近)

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【データ】
KM
city
time
Altitude
0km
Punta Arenas 宿 07:30   10m
6km
フェリーターミナル
08:00
   0m
---


 
12km
porvenir 11:30
   0m
68km
合流
17:00
  50m
110km
十字分岐
19:00
  35m
125km
ペンギン村(15kmポスト付近)
20:00
   0m









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